宮島の厳島神社の隣にある「豊国神社(ほうこくじんじゃ)」
通称「千畳閣(せんじょうかく)」
畳が857枚ほど敷ける広さがあるので「千畳閣」と呼ばれているそうです。
安土桃山時代に豊臣秀吉の命で建立されましたが、秀吉の逝去後、未完成のままなのだそうです。
築430年の歴史ある建物です。
眺めも良く、宮島観光のおすすめスポットの1つです。
秋には目の前に立つイチョウの黄色が映えてとても綺麗です。
豊国神社(千畳閣)のアクセス・料金・時間
名称 | 豊国神社(千畳閣) |
公式サイト | 厳島神社公式サイト 廿日市市観光公式サイトはつたび |
昇殿料 | 大人(高校生以上) 100円 小中学生 50円 |
開門時間 | 8:30~16:30(年中無休) |
トイレ | あり |
場所は、表参道商店街を抜けて海沿いに歩くと、厳島神社の東回廊入り口前の神馬舎(白い馬のところ)の先にこのような長い階段があり、この上にあります。
階段疲れた~^^;(←相変わらずの運動不足)
上がったところの端っこにトイレがありますが、小さくて古そうなので、反対側の下にあるetto宮島交流館のトイレが綺麗なのでおすすめです(後述します)。
圧巻の千畳閣
こちらが豊国神社(千畳閣)の建物です。
千畳閣
此の建物は天正十五年(一五八七)に豊臣秀吉公が安国寺恵瓊に命じて建立したもので俗に千畳閣といいます 桃山時代の豪放なもので重要文化財であります 秀吉公の気風をよく現した建物ですが途中で秀吉公が逝去した為未完成のものです この千畳閣は元来大経堂(読経所)として建てられたもので仏像を安置してありました 明治初年神仏分離の際仏像は大願寺に移し豊臣秀吉公を祀って豊国神社と称し毎年九月十八日に例祭がおこなわれます
看板より
階段を上がると受付があるので、料金を支払い靴を脱いで上がります。
中に入ると、タイムスリップしたような空間が広がります。
築430年の長い歴史を感じさせる空間。
ピカピカに磨き上げられた床に景色が映りこんで、水面のような美しさ。
天井にはたくさんの絵や教典が飾られていて圧巻です。
観光サイトに載っていそうな写真が撮れました♪
お参りしました。御朱印もいただいたら良かったです(御朱印帳持ってきてたのに…)。
大きな杓子。
眺めも良いです。紅葉の時期はさぞかし見応えがありそうですね。
とても落ち着く空間で、休憩にも良さそうです。
海側ではカップルが腰を下ろしてゆっくりされていました。
歴史には詳しくないですが、宮島別荘さんのブログの解説がすごくわかりやすかったです!
20へぇ~!です(古い?^^;)
五重塔
こちらは隣にある五重塔、築610年です。
丘の頂上にあるのでなかなか全体像を見たり写真におさめるが難しいのですが、千畳閣の中から、または少し離れたところから見ると良いですよ。
長い階段側と反対側の入口を下りたところの茶屋さん側から、梅の花と一緒に。
紅葉の時期も
【2022年11月追記】
紅葉の時期に再訪しました。11月下旬でイチョウは少し葉が落ちていましたが、まだ綺麗でした。
イチョウの黄色が床に映りこむところを撮りたかったのですが、うまくできず、また来年リベンジです!
と思っていたら、何気なく写真を見返していると、五重塔側のリフレクションが色とりどりでメッチャ綺麗に撮れていたことに気づきました!
空色と緑と、五重塔の朱色。
自画自賛ですが、美しいです(≧▽≦)
(気に入ったのでトップの画像にしました・笑)
前回は見なかった裏手の海側の景色も撮ってみました。
まとめ
豊臣秀吉の命で建立され、未完成の状態のままの千畳閣。
かの有名な豊臣秀吉を感じられる名所が宮島にあるなんて。
もし豊臣秀吉が生きていて完成されていたら、どんなにか豪華絢爛な建物になっていたことでしょうね。
荘厳で圧巻な雰囲気でもありますが、開放的でリラックスできる空間なので、お1人でもお友達とでもゆっくり見物されてはいかがでしょう(^_^)
この五重塔と千畳閣を臨めるスポットとして、カフェ「天心閣」とetto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター)があります。
★etto宮島交流館はまだ記事が書けていないので、インスタからどうぞ↓
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