廿日市市大野にあるおおの自然観察の森に行ってきました。
こちらは施設自体は整備されているものの、手つかずの自然がいっぱいで、珍しい植物や昆虫などと間近に触れ合える貴重な自然公園です。
県の天然記念物のベニマンサクが自生する地でもあり、秋にはハート形のベニマンサクの葉が赤く色づき、紅葉狩りも楽しめます。
ベニマンサクの紅葉は例年10月半ばから見頃となり、その頃に観察会も開催されるのですが、今年の紅葉は少し遅めとのことで、訪れた方のインスタグラムなどをチェックしながらそろそろ見頃かな?と思い行ってみました。
この日はあいにくの雨模様で、行ったときは雨はあがったのものの夕方であまり綺麗に写真は撮れなかったのですが、景色自体は美術館のように美しく紅葉狩りもとても楽しめたので、是非最後までご覧ください(^_^)
それから、同じ廿日市市内の自然公園「もみのき森林公園」や「魅惑の里」とはだいぶ勝手が違いますので、注意事項もよくご覧ください。
Contents
おおの自然観察の森のアクセス・駐車場・定休日など
名称 | おおの自然観察の森 |
公式サイト | はつかいち観光協会 廿日市市公式サイト ひろしま観光ナビ |
住所 | 広島県廿日市市大野町矢草2723 |
電話番号 | 0829-55-3000 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日(祝日の時は翌日)、12月28日から1月4日 |
入園料 | 無料 |
駐車場 |
あり |
売店・自動販売機 | なし |
オムツ替えコーナー |
なし(トイレは和式) |
アクセスには十分注意を!
アクセスは、大野ICから約25分。
公共交通期間の場合は、JR山陽本線の大野浦駅からタクシーで約30分。
妹背の滝から近いです。
道順は1本道なので迷うことはないのですが、とにかく離合が難しい細い道がずっと続くので、かなり運転に慣れた人でないと大変です☆
※離合(りごう)とは…西日本の方言で、車同士のすれ違いのこと
我が家の場合は、高速道路を使わずに宮島街道から大野IC付近まで行きます。
目印は、道路沿いにあるこの鳥居。
妹背の滝へよく行く方なら目にしたことがあると思います。
新幹線の高架下の道路へ。
右に見えるのはガソリンスタンド。その向こうにも小さな神社があるようで、小さな鳥居が見えます。
左折して山の方向へ。
住宅街に「おおの自然観察の森」の看板があります。
ここからすでに細い道になっています。
急に住宅がなくなり、山の中へ。
ひたすら細い山道を上ります。
道が細いうえに路肩もたまにしかありません。
そのうえカーブも多く、ガードレールやカーブミラーもあまりありません。
カーブを曲がったらいきなり目の前に下りてくる車が…なんてことも。
実際、二度ほど帰りの車とすれ違いました。
そのたびにバックミラーとバックモニターを見ながらバックします。
少しずれたらなんとか離合できましたが、冷や汗ものでした☆
(私が運転してるわけじゃないけど^^;)
二度とも、わざわざ挨拶してくださるとてもいい人で良かった(*´▽`*)
もみのき森林公園へ行ったときの、別名「酷道」とも呼ばれる「魔の国道488号線」を思い出しました!
そのときの記事はこちら↓
なので、おすすめは朝一で行くことです!!
そうすれば、帰りの車とすれ違うことはほぼありません!
シーズンごとに開催される生き物や植物の観察会などのイベントが10~12時までだし、たぶん朝一に行ってハイキングがてらお弁当を食べて昼過ぎに帰る人が多いと思われます。
そんなこんなで、やっと到着~!
何気にこの看板がお気に入り♪
まるで紅葉の額縁に彩られたよう(*´▽`*)
駐車場
結構広い駐車場です。
トイレがあります。
トイレの左側の木の柵のところに下に下りる階段があります。
私達は最初わからず、反対側に事務所があるのかと思いぐるりと回ってしまいました。
でも回った先にも階段があります。
駐車場は4:30で閉鎖されます。
おおの自然観察の森の注意事項
ここから先は車両通行止めです。
早速、ベニマンサクのお出迎えでしょうか♪
注意事項がいくつかあるので、必ず守りましょう。
・入園したら管理センターで受付を
・ペットの入園禁止
・昆虫や植物を取ること、魚釣り・放流も禁止
・たき火も禁止
・ゴミは持ち帰りましょう
貴重な自然はそのままに、が鉄則ですね!
それから、行くにあたっての注意点は以下の通りです↓
・離合もままならない細い山道なので運転には十分注意を。行くなら朝一がおすすめ。
・売店も自動販売機もないので飲食物は事前に準備を。
特に山歩きをする場合は飲み物を十分に用意を。
・スマホの電波が入らないので、はぐれないように。
・クマに注意を。特に山歩きをする場合はクマよけの鈴を持っていた方が良いです。
車で向かう山道にも「クマに注意」とありました。
観察センター付近は大丈夫だと思いますが、さらに上にある登山ルートの権現山やおむすび岩を登山する方達も、鈴を持ち歩いていました。
(私は登山しないけど、持ち歩きました☆)
ちなみに登山ルートを行く方達は、完璧な登山スタイルでした!
ベニマンサク湖と自然観察センター
紅葉が綺麗!
案内板です。
かなり広い敷地です。
権現山やおむすび岩にも行ってみたいけれど、権現山は60分、おむすび岩は40分かかるらしいので、またの機会に☆
ベニマンサク湖に到着しました!
紅葉が映えますね(*´▽`*)
テーブルがあるのでちょっと休憩♪
湖の向こうに見えるのが、自然観察センター。
観察センターで受付をします。
入口前の階段は、雨と落ち葉で滑りやすそうだったので気をつけて下りました。
受付は、人数と居住地を記入する程度でした。
管理センター内は、虫の標本や石がたくさん展示されていて、ムスメは大興奮でした(^_^)
石好きなムスメは「欲しい~!」と( *´艸`)
「子供は、遊ぶものが何もないからね」と、事務所の方が鯉のエサをくださいました。
(この環境が最高の遊び場ですけどね♪)
事務所の奥から湖に下りていきます。
手作りっぽい木の橋を渡るのも楽しいし、落ち葉がまた綺麗!
さらに橋を渡ります。探検気分~♪
でっかい鯉がたくさんいました!
赤いハートのベニマンサク
湖の周りにも、ベニマンサクがたくさん生えていました。
赤いハート形がかわいい!
少し先へ足を伸ばします。
これは「モリアオガエルの池」
こちらも日本庭園のように綺麗です。
こちらは「ベニマンサク広場」
おおの自然観察の森へ行った感想
ベニマンサクの例年の見頃は10月中旬(10/20前後くらい)ですが、今年は少し遅れているとのことで、訪れたのは11/3の祝日でした。
ちょうど見頃だったのか少し過ぎていたのかはわかりませんが(聞けば良かった…)、かわいいベニマンサクの紅葉を見ることができて大満足でした!
公式サイトは県や市のHPしかなく、リアルタイムの紅葉情報はわからないので、インスタグラムで行った方の最新の投稿をチェックするか、直接電話で問い合わせするのも良いと思います。
ベニマンサク以外の紅葉も綺麗でしたし、自然がいっぱいの景色にとても癒されました。
昆虫(モリアオガエルやトンボ)やキノコなど見どころもいっぱいあり、シーズンごとに観察会のイベントもあるので、また行ってみたいです。
40分先の登山ルートにある「おむすび岩」という名物の岩も見てみたいので、また機会があれば挑戦します!
入園料も無料で、車の運転さえ気をつければ最高のレジャースポットだと思うので、是非訪れてみてください♪