広島市南区の御幸橋からイオンみゆき店へ行く道の途中に千田廟公園(せんだびょうこうえん)という公園があります。
三角地にあって、敷地内に神社もあるので気になりながらも駐車場がないのでなかなか行けなかったのですが、先日ちょっと寄ってみました。
遊具あり、石碑あり、銅像がありで、ちょっと小学校の校庭に似た懐かしさがあり、私的にはかなり気に入りました(≧▽≦)
千田廟公園の場所
名称 | 千田廟公園 |
公式サイト | ー |
住所 | 広島市南区宇品御幸1丁目8 |
駐車場 | なし |
トイレ | あり |
オムツ替えコーナー | なし |
自動販売機 | なし |
千田廟公園の遊具
公園入口前の道路が少し広くなっているので、車を停めてパパに待機してもらい、ちょっと行ってみました。
入口入ってすぐにトイレ、ベンチ、ドーム型の小さいすべり台のような遊具がありました。
普通のすべり台、ブランコ。
サッカーをするファミリーも♪
シーソー、鉄棒。
石碑とジャングルジム。
千田廟公園の歴史
広島港の築港に尽力した初代広島県知事、千田貞暁(せんださだあき)さんの銅像があります。
(最初伊藤博文かと思った…)
千田貞暁さんは、天保7年から明治41年まで生きた人で、鹿児島藩士でした。
東京府の役人を経て初代広島県知事になり(その後も各地の県知事に就任)、宇品港の建設に大きな功績を残しました。
周辺住民からは猛反対されましたが、最後には私財をなげうってまで完成させたそうです。
千田さんの功績をたたえ、銅像と神社が建てられ、現在は千田廟公園となっています。
また南区宇品御幸から御幸橋を渡ると中区千田町になるのですが、この町名も千田貞暁さんからとったそうです。
この銅像の手には、宇品港の設計図が握られているそうです。
広島の歴史を学ぶいい機会になりました!
また、気づかなかったのですが、正岡子規の句碑もあるようです。
「行かばわれ筆の花散る処まで」
明治28年4月7日広島に立ち寄り、1か月余りを広島で過ごし、そのとき作った詩のようです。
松の木もあって風情もあり、ここは絶対紅葉が綺麗そうだから秋にまた行こう!と思いながら行けませんでした。
しかし、学生時代から社会人にかけて宇品に住んでおり、数年間も毎日ここを通っていたのに、当時は気にもかけていませんでした(^^;
(友人と行く公園はほぼ決まっていたし、やっぱり公園が気になり出したのは子供ができてからですね☆)
自然も豊かで、神社に石碑に銅像があると、学校の校庭のような懐かしさを覚えます。
木々の間をぬって追いかけっこをしたり、木陰だけでなく銅像や石碑の後ろに隠れてかくれんぼしたり、そんな日々を思い出します。
駐車場がないのが残念ですが、近くを通ったときはまた寄りたいです。