※多宝塔は現在工事中で囲いがしてあります。
終了予定は令和7年9月です。
広島の宮島は、桜や紅葉の名所でもあり、お花見の時期は多くの人が訪れます。
我が家も、先月梅を見に行ったばかりですが、今回は桜を見に宮島に行ってきました!
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宮島の桜は、フェリー乗り場前の広場周辺や、厳島神社入口周辺、川沿いなどの桜もとっても綺麗です!
ですが、最近その自然の魅力に憑りつかれてしまった大元公園から多宝塔周辺、そしてその間のあせび歩道から下に広がる桃林(もんばやし)の桜も絶景だったので紹介しますね!
日中(夕方ですが)の様子と夜桜の様子、それから後半に行き方を書いていますので、良かったら最後までご覧ください♪
多宝塔周辺の桜
訪れたのは、2021年3月27日(土)です。
まだコロナの不安もあり、かなりの混雑が予想されたので時間をずらし、また夜桜も見たかったので少し遅めに行きました。
雛めぐりのお雛様を見たり、早目の夕食を食べてから行きました。
以下の写真は17時前後です。
多宝塔と桜。
朱色の建物と桜が見事に調和してとっても綺麗です!
高台にあるので眺めも最高です。
アセビがたくさん生えているあせび歩道を通り、西側にある大元公園へ向かいます。
あせび歩道もまた、桜並木になっています。
絶景の穴場!桃林(もんばやし)
と、歩道の下の斜面に桜の森が!?
歩道の脇にある木の柵が一か所だけ倒されてあり、その下に階段が続いていたので下りてみました。
そこは斜面になっていて、一面桜が咲き誇っていて圧巻でした!
まるで日本昔話の世界に迷い込んだような不思議な感覚。
このときは多宝塔と大元公園が目当てで、この桜の森の存在をしらなかったのですが、後で調べると「桃林(もんばやし)」という、穴場の桜の名所でした!!
写真ではその素晴らしさをお伝えするのが難しいので、動画をちょこっと。
(鳥の鳴き声とムスメの声が少し入っています)
南大西見晴休憩所 展望台からの眺め
もう少し歩くと、聚景荘(じゅけいそう)という旅館があります。
その横の広場は展望広場(南大西見晴休憩所 展望台)になっており、多宝塔や大鳥居も見渡せます。
遠目に見る多宝塔と桃林も素晴らしいですね~♪
まるで絵画のようです。
改修工事中の大鳥居も。
大元公園の桜
また歩道に戻り、大元公園へ向かいます。
歩道の先の階段を下りると、大元公園が広がっています。
階段の隣には国民宿舎みやじま杜の宿があります。
鹿と桜。
大元公園の桜はかなり散っていて、地面が花びらの絨毯のようになっていました。
幻想的な夜桜
さて、夜桜もお目当てのひとつなので、日が暮れるまで時間を潰します。
商店街に戻ってもほとんどのお店は閉まっているので、「国民宿舎みやじま杜の宿」の日帰り温泉に入ろうかとも思いましたが帰りに湯冷めしそうだし、「ホテル菊乃家」の足湯カフェに行こうかと思ったけど(結局帰りに行きました)、海大好きなムスメが海岸で遊びたいと言うので、ちょうど近くの清盛神社下の浜辺で時間を潰しました。
…しかし、なっかなか日が暮れない(^^;
1時間ほど経って、19時前にようやく暗くなってきたので、再び多宝塔へ向かいます。
遠くからでもライトアップが見えます。
こんな風に感じるのは私だけかもしれませんが、手前の桃林が咲き乱れているため、ぼんぼりが見え隠れして提灯行列のようにも見え、なんか狐の嫁入りみたい…。(やっぱり日本昔話^^;)
桃林はライトアップされてないけど、あせび歩道の並木はライトアップされていて綺麗☆
多宝塔に着きました。
日中とまた全然違う雰囲気で、幻想的でうっとりしてしまいますね(≧▽≦)
この3枚はムスメが撮影しました♪
階段を下りて帰る途中で見上げると、多宝塔が下からライトアップされています。
桜に包まれた多宝塔、とっても美しかったです。
地元の方か、1組だけレジャーシートを敷いてお花見しているグループがいましたが、他にはあまり人もおらず、静かにゆったりと鑑賞できました。
ぽつりぽつりとすれ違う人もほとんど1~2人で、思い思いに写真を撮っています。
ましてや子供は他にいませんでした。
その静けさと寂しさも相まって、余計に夜桜の感傷に浸れた気がします。
階段を下りる途中に立ち止まって写真を撮り、ムスメだと思って振り返り声をかけると1人の若い女性で「あ、もう向こうに行かれましたよ。」と言ってくれました。
とても綺麗な方で、白いスプリングコートを着ていたのだと思うのですが、まるで羽衣のように見え、「桜の化身…?」などと妄想にふけってしまうのも、夜桜の魔法のせいかもしれません☆
多宝塔~大元公園のアクセス
多宝塔からでも大元公園からでもどちらからも行けます。
多宝塔から
厳島神社の参拝出口を出たら大願寺というお寺があり、道路の向こうに寶物館(宝物館)があります。
その隣の食堂のさらにその横の細い階段(黄色の矢印)を上っていきます。
知らなかったら気づかずに通り過ぎてしまうような場所です。
「あせび歩道」「多宝塔」への道しるべがあります。
階段を上がるとすぐに多宝塔が見えてきます。
大元公園から
こちらの記事にも書いたように、大元公園は宮島水族館の奥にあります。
水族館の向かいに国民宿舎みやじま杜の宿というホテルがあり、その建物の裏側から大元公園が広がっています。
先ほどの階段を上るとあせび歩道へ行けます。
桃林(もんばやし)から
桃林にも直接行けます。
夜の写真でしかもブレブレですが…(^^;
先ほどの宝物館の筋の道路に「宮島歴史民俗資料館」があり、その向かいに細い路地があります。
その路地を通って行くと、左側に「まとちゃん」というお好み焼き屋さんがあります。
その先に、桃林があります。
桃林はライトアップされていないので、夜は足元にご注意を☆
ところでこのアセビ歩道には綺麗なトイレもあり、オムツ替えシートも完備です。
最後に
新緑の時期も紅葉の時期も美しい宮島。
前回は梅を見に行きましたが、あせび歩道を歩いていると、パパが「この辺りは桜の木が多いから春はすごい綺麗だろうね」と言っていたのでとても楽しみにしていましたが、期待以上の美しさでした!
宮島は17~18時でほとんどの店が閉まり、帰りのフェリーも本数が少ないので夜桜見物はなかなか難しいかもしれませんが、もし機会があれば是非一度は見に行ってもらえたらと思います。
帰りのフェリーも遅い便もちゃんとありますので(松大汽船が20:15が最終、JRフェリーは20時台2本、21時台と22時台は1本ずつ)確認してみてください。
夜の宮島もとっても美しいですよ♪
夜の宮島、メッチャ良かったです✨
大鳥居の修繕工事が終わっていたらもっと良かったのかもしれないけど、これはこれで素敵でした⛩️✨✨#宮島 #厳島神社 #紅葉谷公園 #夜の宮島 #宮島ライトアップ pic.twitter.com/4UuyBAXgAw
— あいいろ (@aiiro2610) October 4, 2020
ちなみにこの夜桜を見た日は、ホテル菊乃家さんの足湯カフェに立ち寄って帰りました♪
23時まで利用できるそうです。
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