宮島観光に行きたいけれど
・島にはどうやって渡るの?
・電車はどこで下りるの?
・車で行けるの?
などなど、遠方の方には、わからないことだらけですよね☆
宮島には橋がないので、フェリーで渡ります。
車か電車で宮島口へ行き、そこからフェリーに乗り換えて海を渡ります。
そして宮島島内には駐車場がほとんどなく道も狭いので、徒歩で観光になります。
(包が浦にキャンプなどで行く場合は車ごとフェリーに乗ります)
人力車や小さなバスは運行しています。
※旅館やホテルに宿泊する場合は、送迎、または荷物の運搬などは各宿泊施設の車でしてもらえます。
今回は、宮島への行き方について詳しく解説していこうと思います!
宮島観光の参考にしていただけたら幸いです♪
Contents
宮島に渡るのはフェリーか船!
①JRまたは広電「宮島口」で下車→フェリーに乗り換える
②原爆ドームから直接宮島へ行く高速船(ひろしま世界遺産航路)
③マリーナホップから直接宮島へ行く高速船(マリーナホップ宮島航路)
④広島港・プリンスホテル前から直接宮島へ行く高速船
⑤呉から直接宮島へ行く高速船(宮島・呉ブルーライン)(期間限定)
広島市内からのアクセスは4通り(+呉が期間限定)ありますが、いずれにしても宮島への移動は、フェリーか船です。
宮島へは橋が架かっていません。
島内に駐車場はほとんどなく、徒歩での観光になるので、基本的に車では行かないです。
でもフェリーは2つの交通会社から出ており本数も多いので安心です。
※宮島でも包が浦(つつみがうら)の海水浴場やキャンプに行く場合は車で行くことが多いので、その場合はカーフェリーを利用。
①JRまたは広電「宮島口」で下車→フェリーに乗り換える
一番オーソドックスな方法です。
「JR宮島口駅」または広電の「広電宮島口駅」で下りてフェリーに乗ります。
車の場合は宮島口周辺の有料駐車場に停めて、フェリーに乗ります。
フェリーも電車と同じく、JRと松大汽船(広電)の2社から出ており、早朝・夜間は少ないですが、日中(8~18時)は1時間にそれぞれ4本出るので、計8本あります。
多客時にはさらに運行が増えます。
フェリー乗り場に着いたらわりとスムーズにどちらかには乗れます!
料金はどちらも一緒です。大人片道180円・子供90円で、乗船時間は10分。
JRと松大汽船の違いについては、また後述しますね。
②原爆ドームから直接宮島へ行く高速船(ひろしま世界遺産航路)
平和公園(原爆ドーム)と宮島を最短時間で結ぶ高速船です。
川ではゆったり運行し、海に入ると目的地に一直線の高速運行になるそうです。
広島の川や景色をゆったり眺めながら行くのも楽しそう♪
以前、隅田川の水上バスに乗ったことがあるのですが、すごく楽しかったです!
乗船時間 | 45分 |
料金 大人(中学生以上) | 片道 2,200円 往復 4,000円 |
料金 小人(小学生) | 片道 1,100円 往復 2,000円 |
※大人1人につき未就学児1人無料
要事前予約。WEB予約も電話予約もできますが、当日の電話予約は不可です。
詳細・予約はアクアネット公式サイトを
③マリーナホップから直接宮島へ行く高速船(マリーナホップ宮島航路)
広島市西区のアウトレットモール「マリーナホップ」から宮島を結ぶ高速船です。
マリーナホップの無料駐車場を使用できます!
乗船時間 | 25分 |
料金 大人(中学生以上) | 片道 1,600円 往復 2,600円 |
料金 小人(小学生) | 片道 800円 往復 1,300円 |
※大人1人につき未就学児1人無料
※現在はコロナ対策のため、土日祝のみ運行
要事前予約。WEB予約も電話予約もできますが、当日の電話予約は不可です。
詳細・予約はアクアネット公式サイトを
④広島港・プリンスホテル前から直接宮島へ行く高速船
乗船時間 | 広島港~プリンスホテル前 約5分 プリンスホテル前~宮島 約22分 |
料金 大人(中学生以上) | 片道 1,900円 往復(1日フリーパス)3,400円 |
料金 小人(小学生) | 片道 950円 往復(1日フリーパス)1,700円 |
※大人1人につき未就学児1人無料
要電話予約。詳細は瀬戸内海汽船公式サイトを
⑤呉から直接宮島へ行く高速船(宮島・呉ブルーライン)※期間限定
期間限定ですが、呉から直接宮島へ行く高速船もあります。
(2020年の運航は7月4日~11月29日の土日祝)
夏休みや秋の連休に大和ミュージアムとセットで行くのも良いですね♪
乗船時間 | 45分 |
料金 大人(中学生以上) | 片道 2,000円 往復 3,800円 |
料金 小人(小学生) | 片道 1,000円 往復 1,900円 |
※大人1人につき未就学児1人無料
要電話予約。詳細は瀬戸内海汽船公式サイトを
広島駅から宮島口駅までの行き方
次に、広島駅からフェリー乗り場のある宮島口駅までの行き方を説明します。
フェリー乗り場はリニューアルされ現在はこのようになっています↓
公共交通機関の場合
広島市内から宮島方面を走る電車は、JR山陽本線と、路面電車の広島電鉄(広電)の2つがあります。
JR広島駅から宮島口へ行くには、JR山陽本線、または広電宮島線のどちらかを利用します。
バスはありません。(市内を巡っていく場合は別)
①JR山陽本線→JR宮島口駅(25分)→徒歩で宮島口桟橋へ(5分)(大人420円・小児210円)
②広電宮島線→広電宮島口駅(60分)→徒歩で宮島口桟橋へ(2分)(大人270円・小児140円)
広電の方が運賃は安いですが、かなり長いです!
町中を走るのでスピードもゆっくりなうえ、停車駅がたくさんあるのです。
広島県民がちょこっと宮島観光、なら良いですが、遠方から観光に来る方は少しでも時間は短縮したいでしょうから、150円くらいの違いでしたらJRをおすすめします。
ただ、時間に余裕もあって広島市内を観光し尽くしたい場合でしたら、広電はお得な1日乗車券などがあるので、それを活用しても良いかもしれません。
詳細は、広島電鉄公式サイトの、「一日乗車乗船券・電車一日乗車券」のページを。
◆「一日乗車券」広電の電車が1日乗り降り自由のチケット
◆「一日乗車乗船券」電車とフェリー(広電グループの宮島松大汽船の方)に乗り降り自由のチケット。宮島ロープウエーの割引特典もあります。
またそれとは別に、宮島松大汽船と宮島ロープウエーのセット割引券もあります。
詳細は松大汽船公式サイトを。
良かったらこちらの記事もご参照ください↓
車で行く場合の駐車場情報
高速道路経由なら、廿日市ICまたは大野ICで下りて約10分です。
宮島口周辺の駐車場に停めます。
ただし、観光シーズンの週末は大渋滞!
駐車場については、専門でわかりやすくまとめてあるサイトがあるので、リンクを貼っておきます。
◆宮島口めぐり「宮島口駐車場情報」
https://miyajimaguchi.com/parking
◆宮島口駐車場情報
http://www.miyajima-parking-info.jp/index.php/parking/map
◆旅やか広島「【保存版】宮島口駐車場のマップ&駐車可能台数を独自調査」
https://kanko-h.com/info/?p=6327
パーク&ライドで渋滞回避
パーク&ライドとは、自宅から車で駅やバス停などに行って駐車場に停め、そこから公共交通機関に乗り換えて目的地に行くことです。
広島では、宮島口付近の渋滞回避のため、パーク&ライドを推奨しています。
広島県公式サイト パーク&ライドのページ
①ちゅーピーパーク駐車場~臨時シャトルバス(期間限定)~宮島口
・ちゅーピーパークの約300台の駐車場が利用可能で、24時間入出庫可能。
・駐車料金(0時~24時で1,000円)がかかります。
・期間限定で臨時シャトルバスがありますが、次回の実施時期は未定。
※徒歩で行くと30分かかるのでおすすめできません。
②フジグランナタリー屋上駐車場→広電宮島線(広電阿品駅)~宮島口
フジグランの目の前に広電阿品駅があり、次の駅が宮島口駅なので近いです(3分)。
※ただしボートレース開催日は、宮島口の前に臨時のボートレース駅に停まります。
10/25,11/3,7,8,21,22,23,28,29の9日間は、フジグランナタリーの協力で、屋上駐車場の観光客の利用について了承を頂いているそうです。
駐車場も無料で近いので一番おすすめ!ただし考えることは皆同じなのでお早めに!
③ゆめタウン廿日市駐車場→広電宮島線(廿日市市役所前駅)~宮島口
たっぷり4,000台の無料駐車場は非常にありがたいですが、広電の廿日市市役所前駅までは、歩くと12分以上かかります。小さいお子さん連れだともっとかかります。
広電バスとさくらバスがありますが、30分間隔でバス代もかかるのでそれなら歩いた方が早いかも。
②と③については、JRではなく広電(広島電鉄)宮島線です。
※フジグラン、ゆめタウンともに22時~入出庫不可。宿泊不可。
④JR前空駅駐車場→JR山陽本線→宮島口
JR宮島口駅までJR山陽本線で約2分。24時間入出庫可能。
平日500円、繁忙期1,000円
フェリーの乗り方
宮島口駅で電車を降りたら
海側へ、といっても、都会の駅のように北口とか南口とないので、出口を出たらそのまま歩いて行けば宮島口桟橋(フェリー乗り場)に着きます。
JR宮島口駅からは徒歩5分、広電宮島口駅からは徒歩2分。
JRの駅からは横断歩道がないので、地下道を通って行ってください。
↓こちらのストリートビューは昨年までのもので(昭和~~!)
↓今はすっかり変わってこんなになっています!!(まだ手前は工事中)
以前は、JRフェリーと松大汽船の乗り場は完全に分かれていましたが、今は同じ屋根の下にあります。
それぞれの切符売場で切符を買うかICカードをタッチしてフェリーに乗ります。
赤がJR西日本宮島フェリー
青が宮島松大汽船
JRフェリーか松大汽船か
★料金は片道180円でどちらも同じ。
★どちらも、11種類のICカードが使えます。
(Suica・PASMO・ICOCA・PASPY・Kitaka・manaka・TOICA・PiTaPa・はやかけん・nimoca・SUGOKA)
★大鳥居の近くまで行ってくれるのはJRなので、近くで見たい方はJRで(現在大鳥居は改修工事中なのであまり意味ないかもしれません)。
★先述したように1日乗車券やロープウエーをお得に乗りたい方は、松大汽船の方です。
★日中の便数はほぼ一緒ですが、JRの方が早朝と夜間の便があります。
早朝に厳島神社を参拝したい場合や、夜間のライトアップを見て遅くなった!などという場合は、JRを利用してください。
「宮島」と「宮島口」の違い
さんざん「宮島口」と言ってきたので、おわかりかと思いますが、「宮島口」は「宮島の入口」というより、「宮島行きのフェリー乗り場がある町」です。
ちなみに、穴子飯で有名な「うえの」があるのは宮島ではありません!
「宮島口」です!フェリーに乗っちゃったら「うえの」の穴子飯は食べられませんよ☆
(「うえの」はいつもすごい行列で、コロナの今はわかりませんが、休日の昼間は2時間待ちです。テイクアウトなら待ち時間はかかりません)
あと逆に、宮島島内にある飲食店を「食べログ」でチェックしたときに、最寄り駅が「宮島口」となっていますが、島内に電車がないのでどうしてもそうなるのは仕方ないですが、混同しないようにお気をつけください。。。
まとめ
色々な行き方を書きましたが、一番オーソドックスな方法は、やはり広島駅→JRで宮島口→フェリーで宮島、です!
公共交通機関が渋滞もなくておすすめです。
電車からフェリー乗り場へのアクセスもバッチリなので、スムーズに行けると思います。
ただ、帰りのフェリーは大混雑で、17~18時くらいは、何十メートルにも及ぶ大行列ができるので、早めに帰るのが無難です。
帰りのフェリーもあまり遅い時間まではないので、確認しておいてくださいね。
それでは、素敵な宮島観光を(*´▽`*)
◆周辺のおすすめ◆
他にも、廿日市(宮島・宮島口)のカテゴリーで色々紹介しているので、良かったらご覧ください♪