広島県の人気観光地、尾道市。
千光寺や猫の細道など観光名所がたくさんありますが、サイクリストの聖地、しまなみ海道もその1つです。
そのしまなみ海道に位置する生口島(いくちじま)は瀬戸内海に浮かぶ穏やかな島で、一周約30kmほどの小さな島です。
生口島は「平山郁夫美術館」が昔から有名ですが、最近人気なのが耕三寺博物館の中にある
未来心の丘(みらいしんのおか)です。
我が家も15年前に訪れましたが、以前と違いインスタ映えスポットとして全国ニュースでも取り上げられるほど、人気急上昇中の観光スポットです!
今回は、耕三寺博物館と未来心の丘へのアクセスや無料駐車場、割引などについて紹介したいと思います。
ネット情報が少ないですが、無料駐車場は実は2つあります!
中ほどで詳しく紹介しますね!
合わせて、15年前に訪れたときの今となっては恥ずかしい思い出話も暴露(!)しようと思いますので、良かったら最後までお付き合いください(^_^)
Contents
未来心の丘(耕三寺博物館)の基本情報
基本情報
名称 | 潮聲山 耕三寺(ちょうせいざん こうさんじ)/耕三寺博物館 未来心の丘(みらいしんのおか) |
公式サイト | https://www.kousanji.or.jp/ |
住所 | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2 |
電話番号 | 0845-27-0800 |
開館時間 | 9:00~17:00 年中無休 ※潮聲閣のみ 10:00~16:00 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | あり 無料駐車場と民間の有料駐車場 |
オムツ替えコーナー |
あり |
支払い |
各種クレジットカード・電子マネー支払可 |
潮聲山 耕三寺(ちょうせいざん こうさんじ)/耕三寺博物館とは
元実業家である初代住職・耕三寺耕三(こうさんじこうぞう)さんが母親の菩提寺として昭和11年から30年以上の年月をかけて建立した浄土真宗本願寺派の寺院です。
境内は上・中・下3段からなっており、国を代表する古建築を手本とした建物で、堂塔など15棟は国登録有形文化財に登録されています。
美術品などの展示もありますが、寺院の境内を博物館の一部として公開するという形式をとっています。
荘厳できらびやかな建物には思わず見とれてしまいます!
未来心の丘とは
最初(みらいこころのおか)かと思っていたのですが(みらいしんのおか)と読みます。
未来心の丘は、耕三寺博物館内にあるアートのひとつで、世界を舞台に活躍する彫刻家 杭谷一東(くえたにいっとう) 氏の制作による広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園です。
ここで使用されている大理石はすべてイタリア・カッラーラで採掘し、コンテナ船で運ばれてきたものです。
ギリシャのような真っ白な世界、周囲の景色とも調和するそのフォトジェニックな景観は、今やインスタ映えスポットとして全国ニュースでも取り上げられるほど人気ぶりです。
未来心の丘(耕三寺博物館)へのアクセス
アクセスは、車、JR+フェリー、バスと3通りあります。
車でのアクセス
生口島は尾道市から3番目の島にあります。
車で橋を渡って行けるので、車でのアクセスが手軽でおすすめ!
ただ、高速道路で直通ではなく途中で一度、一般道を利用するため、
連休などはかなりの渋滞になります!(特に帰り)時間に余裕を持って行きましょう!
近隣の方でない限りは高速道路を利用することになると思いますが、
公式サイトのアクセスのページには以下のように掲載されています。
尾道IC→西瀬戸尾道IC→生口島北IC→耕三寺(50分)
福山西IC→西瀬戸尾道IC→生口島北IC→耕三寺(40分)
※生口島北ICより13分
パッと見たら、高速道路がつながっているかと思ってしまいそうですが、実際は
福山西ICの出口を下り→国道2号をしまなみ海道へ向かう→西瀬戸尾道IC→生口島北ICで下りて約13分
です。まあ、ナビやグーグルマップにはそのように表示されるので従って行けば大丈夫だと思います。
生口島北ICから耕三寺まで約13分。
「耕三寺」への標識がたくさん出ているので、迷うことはありません。
少し先に生口島南ICがありますが、これは今治方面からに近いので行き過ぎになります。
生口島北でも南でも、ICを下りてから耕三寺までの距離はほとんど変わりません。
愛媛方面からお越しの方は、今治IC→生口島南ICで下ります。
JR+フェリー
JR三原駅で下車→三原港(徒歩5分)→フェリー快速線で25分→瀬戸田港
尾道駅で下車してしまうと、徒歩3分で尾道港には着くようですが、尾道港からの船は40分かかるので、三原港の方がおすすめです。
ただ、尾道水道などの景色を楽しむのには尾道からでも良いかもしれません。
フェリー会社はいくつかあり、時刻表が公式サイトのアクセスのページにリンクされてあるので、時刻表をしっかりご確認ください。
目的地は「瀬戸田港」です。瀬戸田港から徒歩10分で耕三寺に到着します。
瀬戸田港の少し上に「沢港」という港がありますが、沢港から耕三寺までは徒歩約15分です。
フェリーによっては沢港に立ち寄るところもあり、沢港が終点の場合はそこで下りるしかないですが、瀬戸田港が終点ならそこで下りてくださいね。
バス
福山駅、今治駅からはしまなみライナー高速バスが出ています。
瀬戸田BS(バスストップ)に着いたら、島内バスに乗り、東周りバスで20分。
駐車場は無料駐車場と民間の有料駐車場
駐車場は平山郁夫美術館と共用の無料駐車場と、民間の有料駐車場があります。
公式サイトには正式には載っていませんが、無料駐車場は実は2ヵ所あるんです!
民間の有料駐車場は近いですが、数分しか変わらないので、できれば無料駐車場に停めたいですよね!なので無料駐車場から説明します♪
無料駐車場①
耕三寺博物館により近い方の駐車場から説明します。
公式サイトには「P1 普通車専用駐車場:40台」と掲載されています。
こちらはグーグルマップにも載っています!
「耕三寺博物館 無料駐車場」で検索するとちゃんと出てきます。
この住所を入れたらたどり着くと思いますが、生口島北ICから耕三寺博物館へ向かう途中にあり、見通しのいい道路に看板があるのですぐ見つけられます。
右手にポプラ、ガソリンスタンドが目印です。
未来心の丘(耕三寺博物館)へは、この駐車場を左折→右折で到着です(徒歩2分)。
無料駐車場②
その無料駐車場の手前(生口島北IC側)にも、もう1つ無料駐車場があります。
公式サイトには「P2 バス専用駐車場:24台」との記載で、グーグルのストリートビューにも確かにバス専用と書かれた看板が写っているのですが、我が家が先月訪れたときはこの看板でした↓
コロナでバスが行き来できないから、今だけの臨時的なものかと思って問い合わせてみたら、普通車も1つ目の無料駐車場が満車の場合はこちらに停めてもらっています、とのことでした。
バスだと24台分ですが、普通車だとかなりの台数が駐車可能です。
この日もたくさん停まっていて、我が家もこちらに停めました。
1つ目が40台しかないので、もう1つ駐車場があると安心ですね♪
ただしもちろんバスも入ってきますので、十分お気をつけください。
ここからだと未来心の丘(耕三寺博物館)まではしばらく真っすぐ歩いてもう1つの駐車場のところで左折→右折で徒歩5分です。
民間の有料駐車場①
無料駐車場①を左折すると右手に「平山郁夫美術館」があり、右折してすぐ耕三寺に到着するのですが、その角っこに有料駐車場があります。
「P 耕三寺隣り 平山郁夫美術館」の大きな看板があります。1日500円。
こちらもすぐ満車になります。
民間の有料駐車場②
どこも満車で停められないとき、または今治方面からで有料でもいいという方は、耕三寺博物館の先の瀬戸田交番を過ぎたところに、「まつい駐車場」があります。
「P 耕三寺に一番近い駐車場」と書いた看板があり、下の方に小さく「未来心の丘 耕三寺内にあります」と親切に書いてあります☆(やはり迷う方が多いんでしょうね)
ここも1日500円。ここから耕三寺に行くには、瀬戸田交番のところを右折します。
民間の有料駐車場③
無料駐車場の斜め向かいにポプラがあり、その横に駐車場があります。
「P 有料 ¥500」の看板があります。
耕三寺とは特に書いてないけど、観光客のための駐車場だと思います。
建物の近くにある立て看板
「未来心の丘へは、耕三寺博物館よりご入館ください」
未来心の丘(耕三寺博物館)の入場料と割引
個人 | 団体(10名以上) | |
大人 | 1,400円 | 1,200円 |
大学生 | 1,000円 | 800円 |
高校生 | 800円 | 600円 |
シニア(65歳以上) | 1,200円 | 1,000円 |
中・小学生以下 | 無料 | 無料 |
※潮聲閣入館料は別途、大人・子供ともに200円必要(ちょうせいかく・耕三さんがお母様のために建てた邸宅)
小学生・中学生が無料になるのは嬉しいですね!
でもそれだけではなく、「孝養割引」といって親子で入場する場合、親の分も割引になり、1,400円→1,200円になりますよ!
他にもJAF割引、エルフルカード割引もあります。(併用は不可)
平山郁夫美術館との相互割引もあり。
耕三寺博物館へ!
「本堂」
京都宇治平等院鳳凰堂を原型とし建立されたものです。
「孝養門」
こちらは日光東照宮陽明門を元に建立されました。
境内全体がこのような極彩色の建築物からなっており、その華やかさ・美しさに目を奪われます!
千仏洞地獄峡
こちらは境内の地下の洞窟にあります。
残念ながら現在はコロナのため閉鎖されております。なので、昔撮った写真を少し。
まさに地獄~~(>_<)
とても興味深い展示なので、閉鎖が解除されたら是非皆さんも見てみてくださいね!
この洞窟の出口を出たところに…
救世観音大尊像があります。
高さは台座などを合わせて15mもあります!
下にいる人達と比べたら大きさ伝わりますか!?
そしてこの観音様の向こうに、未来心の丘への入口があります。
どこを切り取ってもインスタ映えの未来心の丘
入口には階段を上っていきます。エレベーターもあります。
上がると、そこには真っ白な世界が!
穏やかな瀬戸内海を見下ろす真っ白な世界☆
15年前に初めて訪れたときは、もう驚きと感動でいっぱいでした!
日本じゃないみたい…まるでギリシャ!と大はしゃぎしたものです(^_^)
この日は9月の連休の真っただ中で、大混雑でした!
それとも、「インスタ映えスポット」としてよくニュースに取り上げられているから、今はずっとこんな感じなのかな?
15年前は日曜日でもガラガラだったけど…。
でも、どこを切り取っても絵になるんです!完全に計算され尽くしたアートですね!
オブジェにはそれぞれにテーマがあり、一番の人気撮影スポットはこちら「光明の塔」
順番待ちの列ができているので、ささっと撮って次の人に代わります(撮影はパパ)。
しかしどう角度を変えても(一応ささっと撮ってます!)、こんな風に他の人が写り込んじゃうくらいの混雑ぶり(^^;
「風の四季」隙間からチラッ
穴からチラッ
「白獅子の塔」
我が家のムスメもですが、子供達は、とにかくこのたくさんの段差に目がキラキラ☆
まるでアスレチックやかくれんぼして遊ぶように、登ったり下りたり大はしゃぎ!
ヨイショッ!
カップルは自撮り棒で仲良く記念写真♪
老若男女、どの世代にも喜ばれるおすすめスポットです(^_^)
カフェクオーレで休憩
カフェも大理石でできています。
以前行ったときこちらでランチしたので今回もそのつもりで行ったら、ドリンクとデザートだけになっていました(^^;
暑くてたまらなかったので、デコみかんのシャーベットを注文♪
店内も大理石で優雅な雰囲気☆
トイレは3ヵ所 オムツ替えコーナーも完備
①受付(下段)
出口の近くにある売店
その奥にあるトイレ
個室もたくさんあり、オムツ替えシートも。
②耕三寺の一番上の階段をあがって左(上段)
③未来心の丘に上がったところ、テーブルの奥
ここは個室が1つずつだったと思います。
とても清潔なトイレで、すべてオムツ替えシート完備です!
さすが「母の寺」と呼ばれているだけあり、子連れファミリーにもおすすめなポイント!
15年前の○○とは
お待たせしました!
では15年前の思い出を語りましょう( *´艸`)
あれは2005年10月…ちょうどぴったり15年前!
パパと2人で未来心の丘でデート♪♪
先ほども書いた一番人気のスポット「光明の塔」へあがったときに、パパがティファニーのネックレスを差し出し(私が指輪はいらないと前から言っていたので)
「僕と結婚してください!!」
そう、プロポーズされた場所なんです~( ̄▽ ̄)
もちろん、「はい!」と即答♪
すると、たまたま下にいた年配の女性グループが拍手を!!
「おめでとう~!!」と下から叫んでくれました( *´艸`)
そして「写真撮ってあげよう!!」と撮ってくださいました☆
「かわいい~かわいい~♪」となんだか自分の子供を見るかのようにすごく盛り上がって喜んでくださったのが恥ずかしいけれど、とても嬉しかったです(≧▽≦)
そのとき撮っていただいた写真がこちら↓
あのとき、OKしてなかったら今頃は…って、いやいや、こんな私を拾ってくれて感謝に尽きます☆
しかも、こ~んなかわいい子供を授けてくれたのですからね~(≧▽≦)感謝感謝♪♪
15年前は日曜日でもこんなに人が少なかったからできたことだけど、今はかなり観光客が増えて、この一番人気の撮影スポットは行列になっているのでプロポーズはちょっと難しいかもしれませんが(もしかしたら大勢に祝福されるかもだけど…)、平日や開園直後、閉園直前など人が少ないときを狙ったらいいかもしれません!
耕三寺博物館公式ツイッターを見ると、やはりプロポーズするカップルさんいるんですね!
未来心の丘の素敵な瞬間 ~サプライズ・プロポーズ~(撮影協力:ペアルックな九州カップルさん) #未来心の丘 #素敵な瞬間 #サプライズ #プロポーズ #もちろんOK #ナイスロケーション #SNS映え #映える #九州カップル #ペアルック #カップルフォト #ラブラブ #びっくり #素敵な笑顔 #素敵 #笑顔 pic.twitter.com/7nCxW3SSX8
— 耕三寺博物館(耕三寺) (@kousanjimuseum) October 27, 2018
お若い方々、頑張ってくださいね!!(≧▽≦)
まとめ
尾道の新名所「未来心の丘」いかがでしたしょうか♪
久しぶりに行きたいな~と思い続けて15年☆
月日が経つのは早いもの(^^;
ムスメをずっと連れて行きたいと思っており、予想通り、大喜びしてくれて良かったです!
島に渡らなければならないので億劫と感じるかもしれませんが、車だとすぐなので、是非行ってみてください♪
桜や紅葉の時期はまた一際美しい景色が見られます!
日本とは思えない異国情緒漂うフォトジェニックな白い世界で、尾道観光を楽しんでくださいね(^_^)
デートやプロポーズにも超おすすめです(笑)