ホタルで有名な広島の奥座敷、湯来(ゆき)町。
広島市内から1時間で行けるこの自然豊かな町で、ただいま
「オオサンショウウオこんにゃく」
というものが「キモかわいい!」と、爆発的に売れているそうです。
SNSで拡散されテレビでも紹介され、それはもう生産が追い付かないくらい売れているそうです。
湯来町は元々こんにゃくが特産品で、湯来交流体験センターでは以前から「こんにゃく作り体験」が開催されていました。
そしてただいま人気の「オオサンショウウオこんにゃく作り」の体験も始まり、ずっと気になっていたので先日参加してきました!
体験で作るオオサンショウウオこんにゃくは子持ちこんにゃくではないのですが、最後に、市販品の子持ちこんにゃくの方の実食レポもありますので、良かったら最後までご覧ください(^_^)
Contents
オオサンショウウオこんにゃくとは?
地元の広島県立湯来南高校の生徒が考案した商品で、湯来の特産品であるこんにゃくを、国の天然記念物で湯来の清流にも生息するオオサンショウウオとコラボさせたものです。
シシャモの卵を練り込んである「子持ちこんにゃく」は元々湯来の特産品でしたが、そのつぶつぶ感がさらに肌(?)の質感をリアルに表現されています。
商品化されたのは2017年のようですが、今年の7月にツイッターで紹介されたのがバズり、テレビでも紹介され、生産が追い付かないほどの人気ぶりだそうです。
地元の高校生が発案したアイデア商品らしい。お店の人がキモいのにすげー売れるって言ってた。 pic.twitter.com/utPRXhTuzG
— 謎の中年ボーダーX (@bearking110581) 2019年7月12日
どこで手に入る?
湯来ロッジの敷地内の特産品市場館と、廿日市の道の駅スパ羅漢で購入できます。
ネット販売もあります。
湯来交流体験センター・湯来ロッジ
詳しいアクセスについてはこちらもどうぞ↓
今回こんにゃく作りを体験した湯来交流体験センターと隣接する国民宿舎湯来ロッジの敷地内に、特産品市場館があります。
【営業時間】平日8:00~17:30 土日祝日7:30~17:30 【休館日】月曜日
※先日、16時半にはすでに閉店していました。
こちらには地元の新鮮野菜がお安く販売されています。
他にも、パンやお寿司、その他の特産など。
オオサンショウウオこんにゃくは大・小があり、税込で、大580円、小216円です。
1家族3匹(?)までという購入制限があります。
こんにゃく作り体験の休憩中に買いに行きましたが、昼12時で小しか残っておらず、私ともう1人のお客さんが買って完売になりました。
道の駅スパ羅漢
公式サイト⇒https://www.sparakan.com/
通信販売「フジトシ食品」
公式サイト⇒http://fujitoshi.shop35.makeshop.jp/
ショップのトップページにも掲載されてありますが、注文が殺到しており、お届けまでに3~4か月かかるそうですよ(^^;
オオサンショウウオこんにゃく作り体験の申し込み方法
場所は、湯来交流体験センターです。
公式サイト⇒https://yuki-kouryu.jp/
【日 程】 随時開催<予約制・休館日を除く> 9:00~17:00の内 体験時間2時間
【締 切】 開催日の3日前までにご予約ください。
【講 師】 地元のこんにゃく作り名人
【定 員】 4名以上の申込で開催
【対 象】 一般
【参加費】 1人1,500円(材料費込)
【持ち物】 バンダナ、エプロン
【内 容】 地元こんにゃく作り名人の指導による、湯来の特産品、こんにゃく作り体験です。
さらに、こちらは、キモかわいくて大人気のオオサンショウウオこんにゃくも作れちゃいます。
作ったこんにゃくは試食後、お土産として丸こんにゃく1玉、オオサンショウウオこんにゃく1匹!?お持ち帰りできます。公式サイトより
★普通のこんにゃく作り体験も開催されています。こちらは1人1,000円で、他の条件は同じです。
★エプロン、バンダナ(三角巾でも)は、こんにゃくが服についてしまうとなかなか取れないからとのことです。
★「4名以上の申込」というのは、最初、4人以上集まれば開催可能なのか尋ねたら、こちらで4人以上で申し込むのだそうです。
3人の場合は、3人で4名分の費用を払い4名分作るのであればいいそうです。
仕方ないのでそうしようかと思ったら、幸いにも他にも3名以下での申込が同時にあったらしく、そちらのグループと合同でさせていただきました。
人数が足りなくても、他のグループがいれば合同でお願いできるかもしれないので、聞いてみてくださいね。
★体験で作るこんにゃくは、子持ちこんにゃくではありません。
★夏は保冷剤と保冷バッグかボックスを持って行くことをオススメします。
実際に体験してみました
まず、こんにゃくの原料となる芋を見せていただきました。
私も初めて見ました。
こちらはオオサンショウウオの型です。
次に、あらかじめ小さく切って用意されていた芋とお水をミキサーにかけます。
芋や水を入れるのも、ミキサーのスイッチを押すのも順番にしたのですが、これが子供会などで子供が多いとみんなスイッチを押したくて争いになるそうなんですが、この日は平和でした(笑)
ミキサーで砕いたものを容器に流し入れます。
ヘラでかき落としますが結構粘りが出ているのでなかなか落ちてきません。
そしてまだ残っている塊をつぶしながら手でかき混ぜます。
子供達も最初はスライムみたいと喜んでかき混ぜていましたが、なかなか滑らかになりません。
私も挑戦してみましたが、かなり粘りがあるので相当力を入れなければなりません。
手にこびりついたのもなかなか取れないのですが、講師の方が両手でしごきとって下さり、一瞬だけどこれがハンドマッサージみたいで気持ちいい~(*´▽`*)
これを平らにして30分ほど寝かせます。
その間は自由時間です。ここにいても良いし、周りを散策してきても良いと言われました。
その間、こんにゃく茹でるために大きな鍋でお湯を沸かすので、その鍋に水を運ぶお手伝いを子供達でしました。
30分経過し、こんにゃくの表面を触ると、綺麗な滑らかな平らになっていました。
みんなで表面のツルツルを確認します。
「じゃあ魔法の粉を入れますよ~」という講師の方の言葉に、子供達は興味津々!
魔法の粉というのは炭酸ナトリウムのことです。
炭酸ナトリウムを水に溶かしたのものを入れて再びかき混ぜますが、さらに粘りが出て力がいります!
次にこれを、いよいよオオサンショウウオの型に入れます。
型に入れて表面をヘラで平らにし、沸騰したお湯に投入!
次に、普通の丸いこんにゃくを作ります。
講師の方が軽く丸めたものを渡してくれて、それをさらに表面をなでて滑らかにし平らにしていきます。
子供達も頑張って丸めますが、小さい子だと手の跡がついたりなかなか綺麗な丸型になりません。
私もやりましたが、すぐに指の跡がついてしまい、なでながら裏返して手早くハンバーグみたいに丸めました。
こんにゃくを鍋に入れるときは気をつけて!
茹でる時間も30分ぐらいです。
グツグツグツグツ…。
茹であがったら型から取り出します。
取り出すときは、表面は冷ましても中側が熱いので気をつけて!
水にさらします。
プカプカ~…なんかリアル(^^;
捕獲!
かわいい(*´▽`*)
お楽しみの試食タ~イム!(≧▽≦)
試食は丸こんにゃくを薄切りにしたものを、マヨネーズとポン酢を混ぜたタレでいただきました。
最初の一口はタレなしで。次にタレをかけていただきました。
なめらかで口あたりが優しく、とってもおいしいです!!
オオサンショウウオこんにゃく1匹と丸こんにゃくをお土産にいただきました。
日にちが少し経つと、市販のこんにゃくのように色も黒っぽくなり弾力も強くなった気がします。
販売用のオオサンショウウオこんにゃくも食べてみました
体験で作るこんにゃくは子持ちこんにゃくではなかったので、やはり子持ちこんにゃくも食べてみたいと思い、体験の合間に特産品館に行って購入しました。
12時ぐらいでしたが、もう小3匹しか残っておらず、2匹買いました!
その後すぐ他のお客さんが残り1匹買って完売しました。
(ちなみに私が撮ったこの写真、公式サイトで使われています!)
とっても愛らしいけど容赦なく…
頭からガブッ!!
おいしい!!(≧▽≦)
あっさりした醤油仕立ての出汁ですが、しっかり味がしみ込んでいておいしいです!
お土産にも喜ばれそうですね♪
こんにゃく作りも普段なかなか経験できないので、オススメですよ(^_^)
◆周辺情報◆
[…] […]