前回紹介した宇品海岸にあるパン屋さん アリンコベーカリーの隣にある
宇品波止場公園
通称1万トンバースと呼ばれ、広島市民に親しまれています。
バースとは簡単に言うと、船の停泊場所のことのようです。
こちらの1万トンバースは、豪華客船が寄港する港で、歓迎式典などが行われることもあるそうです。
高くそびえ立つパラダイスの塔がシンボルとなっています。
宇品波止場公園のアクセス・駐車場
名称 | 宇品波止場公園(うじなはとばこうえん) |
公式サイト | https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/221/park-park05.html |
住所 | 広島市南区宇品海岸3丁目12 |
電話番号 | 082-251-7997(広島港湾振興事務所) |
開園時間 | ー |
駐車場 | 92台(うち2台は身障者用) 最初の1時間無料、以降30分ごとに100円(24時間上限1000円) |
オムツ替えコーナー | あり |
アクタスの建物と道路を挟んで、反対側に駐車場があります。
最初の1時間は無料です。以降30分ごとに100円かかります。
トイレは駐車場に1つと、公園の海側にも1つあります。
ただ公園側のトイレは小さくて古いので、駐車場のトイレで済ませておいた方がいいです。
駐車場のトイレは綺麗で、オムツ替えシートもありますよ。
パラダイスの塔
宇品波止場公園のシンボル、パラダイスの塔。
1989年(平成元年)の海と島の博覧会のシンボルタワーとして作られ、その後広島港築港100周年を記念してこの場所へ移設されたそうです。
空に向かって高くそびえ立ち、“広島がすべてを映す光輝く都市になるように“との願いで製作されたとあるとおり、空と雲を映し出して輝き、とても綺麗です。
内側はこのようになっています。綺麗☆
ちょっとした隠れ家のようでもあり、小さいお子さんはずっとこの中で遊びたがっていました。
パラダイスの塔以外は特に何もない公園ですが、とても広いので、ボール遊びやラジコンなどをしたり、散歩したりシートを広げてお弁当を食べたり(ただし暑いですっ!)、思い思いに皆さん過ごされています。
こちらが先ほども言った、公園の海側のトイレです。
宇品デポルトピア
この辺り一帯は、「宇品デポルトピア」と呼ばれているそうです。
倉庫を表す「デポ」、港を表す「ポルト(伊語)」、ユートピアの略語「ピア」を組み合わせた造語です。
前回紹介したアクタスの建物を海側から見たらこんな感じ。
ここは海と船を眺めながらのんびりできる場所です。
釣りもできるようで、親子連れで釣りをする人も多いです。
ただし、釣りをする方は背後を、釣り人の後ろを歩く人は離れて歩くようにお互い気をつけた方が良いです。釣り針が当たったら危ないですからね。
青い空と青い海!反転してもわからないくらい同じような色してる☆
戦後を代表する歌人、近藤芳美さんの歌碑が設置されています。
宇品港は戦時中は軍港として使用されており、陸軍桟橋と呼ばれていたそうです。
他にも、写真には撮っていなかったのですが、軍事専用線として建設された旧宇品線の線路の展示もあります。
現在はおしゃれに生まれ変わった広島港も、昔は戦争のために使用されていたということを、忘れてはならないですね。
広島港といえば、築港に尽力した初代広島県知事、千田貞暁さんを讃えた千田廟公園もおすすめです↓