岡山県

チームラボのティータイムin岡山 福岡醤油ギャラリーのアクセスも

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最新のテクノロジーを駆使してアートと融合し、独特の空間を創り上げるデジタルアート集団「チームラボ」
まだ記憶に新しい「広島城 光の祭」三次もののけミュージアムの「妖怪遊園地」なども手掛けており、広島でもすっかりおなじみですね!

このたびは、岡山県岡山市北区の後楽園門前エリアにオープンするイベント会場「福岡醤油ギャラリー」のこけら落としイベントとして

「Teamlab:Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」

が開催されます!

広島の遊び場・子供イベントブロガーのドコイク子さん(@dokoikuko)にお声をかけていただき、一緒に内覧会に参加してきたので、イベントの様子の紹介と、会場となっている福岡醤油ギャラリーのアクセスについて説明します。

★ドコイク子さんのレポです↓

水面を浮遊するランプの美しさに息をのむ【チームラボin岡山の旧醤油蔵】

イベント概要

「Teamlab:Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」

【会期】2021.4.15(木) ~2022.3.31(木)(毎週水曜定休)
【時間】10:00~17:00(最終入場 16:30)
【会場】福岡醤油ギャラリー(旧福岡醤油建物)
【チケット料金】1,000円(EN TEAのお茶一杯含む)
【イベントの詳細】チームラボ公式サイト⇒https://www.teamlab.art/jp/e/teatime/

会場は、明治時代に建てられた旧醤油蔵「福岡醤油ギャラリー」です。
かつて醤油製造に使われており、地下は漆黒の液体が貯蔵されていたそうです。
今回の展示は、当時と同じように黒い液体で満たし、四方に広がる茶室をイメージして作られています。
黒い液体には無数のランプが浮遊し、ランプ同士や、お茶と共鳴し引き込み現象を起こしていきます。

引き込み現象とは?

引き込み現象とは、異なるリズムが互いに影響を受けてそろっていくこと。壁に掛かった二つの振り子時計の振り子、ホタルの集団発光、心臓細胞の律動など、物理現象、神経生理、生命系や生態系など多様な系で見られる。個々が、全体を俯瞰する能力を持たないのに関わらず、個々の自律的な振る舞いの結果として、秩序を持つ大きな構造を作り出す現象である自己組織化であり、自発的秩序形成とも言える。

チームラボ公式サイトより引用

椅子に座って引き込み現象を体感しながらお茶をいただきます。席は全部で14席でした。

会場「福岡醤油ギャラリー」のアクセス

会場の名前は「福岡醤油ギャラリー」ですが、場所は岡山県岡山市です。
私が「福岡醤油ギャラリー」と何度も言っていたので、パパは福岡県と勘違いしていたようです(^^;

◆車で行く場合は駐車場がないので、近隣のコインパーキングに停めることになると思います。
この場所は観光施設が集まっており、岡山後楽園、岡山県立美術館など色々あるので、コインパーキングも周辺にたくさんありそうです。

◆JR岡山駅から行く場合は、徒歩・路面電車・タクシーで行く方法があります。
・徒歩の場合…JR岡山駅東口から徒歩25分
・路面電車で…JR岡山駅前から「東山」行き「城下」下車徒歩6分
・タクシー…JR岡山駅東口から車(タクシー)で10分

私はJR岡山駅から路面電車で行ったので、ここでは路面電車での行き方について説明します。

JR岡山駅の改札口を出て、「バス 路面電車」と書いてある方向へ向かうと、下りのエスカレーターがあります。

エスカレーターで下ります。

地下街へ下ります。

おしゃれな地下街。
「路面電車」の文字の案内に従って行きます。

このドアからまた階段を上がります。

地上に出ると、目の前にビッグカメラとダイワロイネットホテルがあります。
ダイワロイネットホテルは、小学生まで添い寝無料のありがたい貴重なホテルです!(今度泊まろうっと♪)

右側の大通りに目を向けると、路面電車が見えました!

おかでんチャギントン電車の「ブルースター」

でも乗るのはブルースターではなく、「東山」行きの電車です。
下りるのは3駅先の「城下(しろした)」
運賃は最大140円ですが、城下は近いので100円でした。

電車を下りたら、横断歩道を右です。
「天神山文化プラザ」「県立美術館」の看板がある方面へ。
私は間違えて左に行ってしまったんですが、ちょうどそこに街の地図があったのでまあ良かったです(^^;

岡山県立美術館の横を抜けて

交差点で見えてくるのは、今回の会場となっている福岡醤油ギャラリー。
この建物だけ和風でレトロで、遠目に見ても「ここがそうだな」とわかります。

すぐ近くに有名な観光地「岡山後楽園」があります。
1700年から続く江戸時代の日本庭園です。
まだ行ったことないので気になったけど、今はこういう状況だし控えたのですが、野外だしやっぱり行っとけば良かったなと思いました☆
しかも近くに「夢二郷土美術館」があったのです!
竹久夢二が好きだった時期があるので、やっぱり一緒に行っとけば良かったと思いました。
イベントに行かれる方は、せっかくこんな近くにあるのでセットで行かれるのもいいのではないかと思います(^_^)(状況が状況だし強くおすすめするわけではありませんが)

イベントレポ

こちらが会場の「福岡醤油ギャラリー」です。
明治時代に建てられた歴史的建造物です。周囲との空気が違い、趣がありますね。

暖簾をくぐり扉を開けて中へ入ります。
カウンターで受付を済ませると、階段で地下へ下ります。

茶室をイメージして作られただけあり、入口も茶室と同じように低くて小さいです。
この小さい入口は「にじり口」というそうで、茶室の中ではすべての人が平等ということを示すために千利休が取り入れたのだそうですね。

腰を低くして中へ入ると、中は真っ暗!
真っ暗な中、段差もあるのでかなり気をつけないといけません。
他のお客さんに迷惑がかからない程度に、スマホで足元を照らすと良いでしょう。

そして、その漆黒の中で、無数に光るランプの世界が広がってきます。

浮遊する無数のランプ。
マスクをしているので最初はわからなかったのですが、中はお香の良い香りがします。

このランプはベネチアン・グラスでひとつひとつ手作りで作られたのだそうです。
なのですべて形や濃さが微妙に違います。
透明だったり白っぽかったりするのも、吹き具合で違ってくるのだそう。

手前に黒いカウンターテーブルがあり、それがずっと続いているように見えるのですが、実は途中から、黒い液体になっているんです。
テーブルの表面と同じ位置すれすれに水面があり、手を伸ばしたら確かに水でした。
テーブルと液体の境目が全く見えず、なんとも神秘的な空間ですね。
そしてこのランプは固定されずに、液体に浮いているのです。

ランプは最初はそれぞれ固有のリズムで輝いていますが、近くのランプ同士は引き込み現象を起こし、そのうち同じリズムで輝きはじめます。

そっとランプを押してみたり、お茶を入れるとお茶の色も変わり、またそれぞれのリズムに戻りますが、またそのうち共鳴し、揃って輝き始めます。

「広島城 光の祭」もそうでしたが、誰かがたまごを押すと呼応して他のたまごも連続して輝き始め、他社の存在を実感するというものでしたが、今回も、皆が平等になる茶室をイメージした部屋で、他者の存在を認め合うことがコンセプトになっています。

光と音と香り、そしておいしいお茶を五感で感じながら、おしゃれな空間をお楽しみください♪

まとめ

後楽園門前エリアという歴史を感じるロケーションの一角にある、レトロな建物で開催されるチームラボのティータイム♪

漆黒の中で揺れる光と共鳴する世界に引き込まれました。

他者との共存、そして自分ではない他者を認めるということは、他人との距離を取らなければならない今の時代、そしてときには正義感の強さから他人を否定してしまいがちな現代だからこそ、大切にしたいことですよね。

注意点としては、まさに漆黒の世界、本当に真っ暗なので足元と頭上には気をつけてください。
出入口も非常に低いので、入るときはいいのですが、出るときに見えなくて思い切り額をぶつけてしまいました(^^;
私の前をスタッフの方がちゃんとしゃがんで出て行かれたので私もそれに続けば良かったのですが、どうも距離感がつかめておらず…。
「いでっ!!」と大きな声で叫んでしまいました(恥ずかし~><)
こういうとき、普段の言葉遣いが出るものですね…これからは普段から「いたっ!」と言うようにしましょう(←そこ??)

そんな感じで、とても雰囲気のある独特の世界を体感できますので、カップルで行ってもよし、お1人様でも、お友達やご家族とも♪
暗いのに慣れないお子さんもいるかもしれないので、無理されずに、足元などに注意してあげてください。
お茶は「EN TEA」という嬉野茶のブランドで、とてもおいしかったですよ(^_^)

是非素敵なチームラボのティータイムを楽しんでくださいね♪

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