かねてから楽しみにしていた広島市植物公園の大温室リニューアルオープン、初日の土曜日に行ってきました!
話題のバオバブもしっかり見てきましたよ♪
この大温室は、間口35m、奥行62m、高さ21mの総ガラス張りで、中四国最大級の規模だそうです。
出典:広島市植物公園
温室内は5つのコーナーに分かれています。
・水辺のコーナー
・オーストラリアバオバブ
・ジャングルコーナー
・フラワーコーナー
・くだものと暮らしのコーナー
新たに設置された空中デッキはバリアフリーに対応!
水辺のコーナー
入ってすぐの場所は、水辺のコーナー(すでに左側にバオバブが見えています)
熱帯植物の中でも特に水を好む植物が植えられてあります。
穏やかで安らぐ水辺です。
オーストラリアバオバブ
少し進むとすぐに、大温室のシンボル、バオバブの木が現れます。
木の周りにはロープが張ってあり触ることはできませんが、撮影スポットの印があるので、ここに立って記念写真を撮ります。
こちらが、オーストラリアからはるばる11,000kmの長旅を経てやってきたバオバブ。
樹齢約400年で幹の直径も2mと国内最大です。
テレビで元の姿を見たときは立派な枝が広がっていました。
数あるバオバブの中からこの木が選ばれたのは、幹が太く存在感があることと、地面から近い場所に枝が横に伸びており、年に一度しか咲かない花を来園者に間近で見てもらいたいという考えからだそうです。
移動のために枝を大部分切り取られ、ちょっとさみしい姿になっていますが、その独特な佇まいは訪れる人を惹きつけます。
こちらへ来てからも問題なく成長しているらしいので、枝が伸びて立派な姿を見せてくれる日が待ち遠しいです。
ジャングルコーナー
とても印象的な、ガジュマルの木。
「神秘の木」「幸せの木」とも言われているらしいです。
本当に精霊が宿っているみたい。
世界のラン
熱帯雨林をイメージしてなのか、この岩からミストが噴き出してきました。
すると子供達が集まってきます。子供はミストが好きですよね(^_^)
ちょうどガジュマルの前なので、ガジュマルが霧に包まれたようになり、さらに神秘的に見えます。
これは、こうなることを意図しての配置なんでしょうかね?やっぱり。
この辺りにベンチがあるのでちょっと休憩できます。
くだものと暮らしのコーナー
馴染み深い名前の木がいっぱい!
カカオ。大好き!(笑)
ソーセージの木に、コショウ、ワサビノキ、マンゴー
バナナの木。まだ小さい!バナナだけでもいろんな種類が。
それからスロープを歩いて空中デッキに上がります。
コーヒーノキ。これも大好き!かなり成長してデッキに届きそうです。
空中デッキからの眺め
最初の水辺のコーナー。上から見下ろしても素敵。
フラワーコーナー
ブーゲンビレアやハイビスカス、プルメリア、ヒスイカズラなど、熱帯特有のカラフルで美しい花々を見ることができるようですが、まだほとんど花は咲いていません。
これからが楽しみですね。
トックリヤシ。確かにフォルムがそっくり!
こちらはトックリヤシモドキ!
「~モドキ」って虫だけでなく植物につけられるんですね☆
この空中デッキは熱帯スイレン温室に続いています。食虫植物の模型が見えます。
大温室の下に戻るには、通ってきたスロープまで戻らないといけません。
デッキには至るところに階段があるのですが、一般の人は使用できないようになっています。
最後は遊び場で
やはり最後は遊び場でしっかり遊びました。
感想
楽しみにしていた大温室、とても良かったです!
ただ、入ってすぐは、わあ~綺麗!!と思ったのですが、以前の大温室が所狭しと大木や草花が生い茂って密林地帯のようで独特のワクワク感があっただけに、随分見通しがよくすっきりしたなあ、という印象でした☆
でもこれは、説明を聞きながら見て歩いていたら納得。
まだまだ成長過程の木ばかりなので、これからどんどん大きくなるらしいです。
ただ、空中デッキの方まで伸びてくるのはいつ頃か尋ねたら、それはわかりません、とボランティアガイドの方が答えられました(^^;
あれが40歳、と教えてくださった木が高さ2mくらいだったのですが、今植えてある木々が空中デッキや天井に届くまで、あと数十年はかかるのでしょうか?
早く成長して温室いっぱいに生い茂る姿が見たいものです。
バオバブも、夏に白い花が咲くらしく、イベントも企画されるそうです。
はるかオーストラリアから多くの苦難を乗り越えてやってきたバオバブ。
たくさんの人々の思いが込められたバオバブ。
これからも広島市植物公園のシンボルツリーとして、多くの人に愛され続けていくのでしょうね(^_^)