ひな祭りの時期が来ると、女の子のいるお宅では、お気に入りのお雛様を飾って楽しんでおられることでしょう(^_^)
最近では、いろんなタイプの雛人形がありますが、昔の古い雛人形を見て回るのも、ノスタルジックな気分に浸れて、いいものです。
古い町並みが残る地区では、ひな祭りの時期に、各地で雛めぐりや雛祭りのイベントを開催しています。
私も以前、竹原の雛めぐりに行きました。
亡き母の故郷ということもあり、懐かしい祖母の家を思い出しながら、母や祖母はどんな少女時代を過ごしたのだろうと、そんなことに思いをはせながら眺めて歩きました。
当時5歳になったばかりの娘は怖がったり退屈するかなと思いましたが、全くそんなことはなく興味津々で見ていました。
昔の雛人形は、独特の華やかさや荘厳さがあり、本当に素敵で見応えがありますよ!
竹原雛めぐり
法事でよく竹原に行くのですが、必ずたけはら町並み保存地区に立ち寄って帰ります。
風情ある町並み保存地区
お雛様が展示してあるところは、お店や個人のお宅などです。
無料のところと有料のところがあり、こちらは無料の佐倉邸。
佐倉邸のお雛様
豪華な七段飾りです!
こちらは「竹楽」という竹細工のお店
こちらの古いお雛様も素敵です。
なんていいお顔(^_^)
お道具も
その奥には、江戸時代のものの一式。昔の遊びの貝合わせも。
綺麗に保存されてありますね。
このレトロな建物は…
竹原市歴史民俗資料館です。
このときは「マッサン」の竹鶴政孝展を開催中で、竹鶴本家に伝わるお雛様が展示されていました。
カフェ「茶房ゆかり」で一休み。
入口の梅の花が印象的なお店です。
門を入ると石畳があり、裏にあるお店の入口に続きます。
パパは抹茶の単品を注文。
ヤツデの葉っぱが懐かしい☆お茶の下に敷くなんて粋ですね(^_^)
私はコーヒーとアップルパイのセットにして、アップルパイはムスメに。
こちらにもお花が添えられてあり、かわいいです(^_^)
こちらの2階にもお雛様があるということで、見せていただきました。
この階段…建て替え前の昔のおばあちゃんの家がこんな階段でした。
懐かしさでいっぱいになり、一瞬タイムスリップしたよう…。
がらんとした広い室内に飾られたお雛様
屋根裏部屋のような、少し薄暗いひっそりした雰囲気がさらに郷愁を誘います。
桃の花と竹細工のアレンジで、懐かしさの中にも何か斬新で洗練されたレイアウトです。
お嫁入りのときの着物でしょうか?
どんな花嫁さんだったんだろう…。
昔のお嫁さんは、相当な苦労があったんだろうな…。
妄想が止まらない…(^^;
最後に
代々受け継がれてきたお雛様の数々、とても綺麗に保存されており、物を大切にする昔の人々の思いが伝わったような気がしました。
古いお雛様を眺めながら、人々の暮らしてきた歴史に思いをはせる。
現代では味わえない、美しいお雛様に、この機会に是非会いに行ってみられたらいかがでしょうか。
★こちらは、宮島福よせ雛の様子↓